https://www.instagram.com/p/BaoT9IeBYi8/?hl=ja&taken-by=marushu
遂にやってきました!!! RHEO KNEE XC 😀
目次
RHEO KNEE XCとは
RHEO KNEE XCは、RHEO KNEEラインアップの一つです。
↑↑は以前、RHEO KNEE 3をフィールドテストで履いていた時の記事ですが、主な機能は変わりません。追加機能として、
- 階段上りモード
階段を交互に登れるよう、膝継手が次の一歩をサポート - ランニングモード
足部の接地時間を検知して、ユーザーが歩行中なのか、ランニング中なのかを検知してランニングをサポート
があります。
いずれも大変素晴らしいです。
特に素晴らしい機能が階段上りモードです。
通常、余程患側に筋力がないと、階段を交互に登るのは難しいのですが、膝継手が次の一歩をサポートすることで、交互に上ることが可能になります。
交互に上ることがどれ程凄いことなのかは、健常者の方に説明するのは難しいのですが、ひとことで言うと、
階段を上る時間が半分で済む
ということです 😀
しかも健側がとても楽!!!
まだまだ手摺りは必要ですが、これを続けて行くと多分手摺りなしでも上れるようになると思います。(これ間違いなし 😁)
RHEO KNEE専用アプリ
https://www.instagram.com/p/BaoV9NjhhL5/?hl=ja&taken-by=marushu
RHEO KNEEはiOSアプリがあります。
Össur Logic on the App Store
ユーザーは
- バッテリ残量
- 総歩数
- 安定モードなど簡易な切り替え
などが可能で、義肢装具士さんは
- 進展保持
- 立脚屈曲
- 立脚伸展
- 遊脚初期
- 屈曲ターゲット角度
- 遊脚伸展
- 遊脚終期
- 向上した安定性のコントロール
- 設定のエクスポート
などなど、細かく設定が可能です。
細かい設定は、初期設定でほぼ問題ないほど自動で設定してくれるのですが、好みや慣れなどで設定を変更すると、劇的に使い易くなります 😀
購入に至った経緯
そもそもこの膝継手の存在すら知りませんでした。
きっかけは、義肢装具士学会などでモデルをするようになったことです。国内をはじめ、インドや香港など海外でもデモをさせてもらう機会を得ました 😀
その期間、フィールドテストもあったので、普段の生活でテストすることができ、日々のありとあらゆるシチュエーションで試すことができました。
当初は、価格面でもお手頃とは言えず、また、それまで使っていた膝継手でも問題なく日々の生活を送っていたので、”モノはとても素晴らしいけど、手が出ないし、今ので十分”と思っていたのですが、ここ1年ほどで考えが変わってきました。
クオリティ・オブ・ライフです。
フィールドテスト中、とても歩きやすいので、ちょっとした外出なら歩いて出かけるようになりました。
また、子供らと頻繁に公園へ出かけて、キャッチボールやサッカー、走る練習までするようになりました。
冷静になって考えてみると、義足生活になって15年ほど経つのですが、今までで一番活動的になっていたのです 😀
こうなると、価格はあまり僕の中の障壁にならなくなりました 😁
もちろん、この膝継手でなくとも、活動的な方は沢山います。学会などで知り合ったかたや、聞いた話では、びっくりするほど活動的な方がいます。
しかし、比べるのはちょっと違うし、自分は自分だなと 😀
…これ言い出すと、長くなっちゃいそうなので、これから積極的に俺的QOLを発信していこうと思います 😀
あと、仕事もバリバリやっていきまーーっす‼️