行ってきました 😀
パシフィックサプライ株式会社様にお声がけいただいて、RHEO KNEE 3(リオニー3)最新版のデモをやりました 😁
先ずはこほほーーーんな俺にお声をかけていただいて本当にありがとうございます!! 恐縮っす 😣
今回は、RHEO KNEE 3(リオニー3)が、価格表に載ったと言うことで、レンタルが殺到し、現在在庫無しということで、RHEO KNEE® XCを僕は履くことになりました。
価格表やRHEO KNEEに関しては、下記参照をご覧ください 😀
目次
参照
- 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく補装具の種目、購入又は修理に要する費用の額の算定等に関する基準に係る完成用部品の指定について
- RHEO KNEE 3
- RHEO KNEE XC
また、RHEO KNEE 3は以前フィールドテストをさせていただいたことがあるので合わせてコチラもよかったらどうぞ ↓↓
https://www.instagram.com/p/BVREoaih6_J/?taken-by=marushu
今回はリュックではなく、コロコロで!!
俺的に新兵器っすw
香港は初!!
鹿児島 → 羽田 → 香港国際空港。
香港行きの時間が合わなくて、羽田に前泊からスタート。そして、翌日香港へ。
飛行時間は4時間35分。近いっすよねーーー 😀
空港の外に出ていきなり眼鏡が曇ったのにはビビりました 😅
建物の中は冷房がガンガンに効いてて、外は台風が去った後すぐと言うこともあってか、凄まじい湿気w
スチームサウナの中にいる気分でした。。
今回は日本国内の義肢装具士さんらおよそ20数名が来られていて、コチラで研修されるという内容でした。
皆さんでバスに乗り込み先ずは宿へ!!
道すがら、車窓から見える景色が斜面にぎゅうぎゅうにそびえ立つビルでした。
https://www.instagram.com/p/BVbmZDlBxqo/?taken-by=marushu
なんでも、香港は硬い地盤の上にあるらしく、地震が起きないんだそうです。
また、土地が狭いという理由で、ビルとビルの間がかなり狭くてもOKらしいです。なるほどなーーっと思っても、密集してるのは凄いなと思いました 😅
到着当日は、一先ず、懇親ということで、皆さんとメシ食って宿帰って明日の準備って感じでした。
研修当日
前置きが長くなりましたが、翌日、Prince of Wales Hospitalという総合病院の整形外科内にある会議室でセミナーが始まりました。
前半は、義肢装具士のニコラス(通称ニック)がリオニー3と足部の技術的な解説があり、今回僕が履いているRHEO KNEE XCの機能解説もありました。その最中、僕がデモを交えるという流れですね。
RHEO KNEE® XCに関しては、ÖSSURのYouTubeが一目瞭然です 😀
基本的な機能はRHEO KNEE® 3と同じですが、特筆すべきは、階段上りモード、ランニングモードがあることです。
この映像見たときはびっくりしました 😀
他の構成の膝継手でも障害物を乗り越えたり、階段を上ることができるものは見たことがありましたが、これは何が何でも試してみたい機能でした!!
感想については後ほど詳しく 😀
RHEO KNEEはiOSアプリで設定可能
こういった高性能膝継手は様々な設定ができます。例えば、
- イールディング
- 膝が伸びきる際のブレーキ
- 踵が跳ね上がる角度
などなど、多岐にわたります。
また、これらの設定は通常は義肢装具士さんなどがやるようで、professional modeとuser modeの2パターンがあり、professional modeで行います。
僕はuser modeでのみ利用可能で、
- 現在までの積算歩数
- バッテリー残量
などを確認することができます。
これってBluetoothでペアリングして操作します。BLE(Bluetooth Low Energy )なんですよね〜 😀
Web Bluetooth APIが広く使われるようになったら、きっと離れたRHEO KNEEの設定なども可能になりそうでこういった面もワクワクします 😀
バッテリー残量確認できるのは安心ですよね〜 😀
RHEO KNEE® XCの階段昇降機能を試す!!!
Allows step-over-step stair ascent.
RHEO KNEE XCのKey Featuresの中にこう書かれています。
上記YouTubeの中の映像を見るとわかると思うんですが、実際やってみた映像がコチラです ↓↓
https://www.instagram.com/p/BVXSWHSh4lL/?taken-by=marushu
どうです?若干普通の足運びとは違うように見えますが、これ、僕がまだ履き慣れていないだけです。実質、3週間ほどRHEO KNEE® XCを履いて試しました。
少しだけ患側を後ろに振ってから階段へ置くような足運びをすれば、このRHEO KNEE® XCはばっちり思った場所に足を運んでくれます。
しかも、膝が曲がった状態で!!!!
更に、この曲がった状態からしっかり力を下方向、つまり、上に身体を持って行ってくれるのです。
最初できたときは、階段を交互に登るなんて15年ぶりなのですっかり感覚を忘れていたんですが、とにかく、「楽」です。
今まで階段登りにかかっていた時間が半分になるだけではなく、健側も楽になりますからね 😀
これ、慣れれば相当便利っすね。実際、僕はまだRHEO KNEE® XCを履いているんですが、今日(2017/06/29)、仕事で2階にあるお客さんの事務所へほいほい上って行けました 😀
上のInstagram Videoの時よりも更にスムーズといいますか、力のかけ具合がわかってきて、階段あればとにかく交互に登ってますw
足部も試した 👣
デモ中、足部も3つ試しました。
この3つです。
いずれも可動域が広く、かといって不安定な感覚になることなく、「履いていて気持ちいい」が第一印象でした。
一度にこんなに足部を試したこと自体初だったんですが、3つを試してみて一番の感想は、
足部が変わっただけである着心地は大きく変わる!!
です。踵が地面につくときの柔らかさや、地面を蹴って前に送り出す時のしなやかさなど、どれをとっても気持ちいいのです 😆
日々進化して行ってるんだなぁと改めて感じました。
これら3つを試してみて、普段の生活で個人的に一番良さそうな足部は、Pro-FlexⓇでした。
ここは使う方の感覚次第な部分も大きいと思いますが 😀
階段上りに興奮しつつ初日終了 😀
設定の変化や、パーツを換えてのデモなど、細かく設定できて、自分好みに換えることができるって凄いなと、改めて感じました。
実質僕の役目はこれで終了です 😀
2日目は座学
翌日は座学で、義肢装具士さん達はとても熱心でした。
僕にとっては専門用語だらけで、途中からついて行けなくなりましたが、講座の途中や終わった後など、質問や意見交換が盛んでした。
懇親会も刺激たくさん
前日、初日、二日目と皆さんと一緒に食事でした。
その中で、沢山の義肢装具士さんと話すことができました。
義肢装具士さんそれぞれにこだわりポイントがあり、信念があり、皆さんとてもアツく語られていました。一ユーザーから見ると、義肢製作所の垣根を越えて、一人の義肢装具士として、皆さんプライドを持って、且つ、仕事を楽しんでいるように見えて、僕も皆さんの熱量というか、気をもらった感じです 😀
福岡にも参加させていただくことが確定
7/22, 23に開催される義肢装具士学会にもデモとして参加することが決まりました!! 😀
楽しみです!!